2010年 将棋会館道場・夏休み子供将棋大会

土曜日。将棋会館道場・夏休み子供将棋大会(千駄ヶ谷


申し込みが遅れてキャンセル待ち。なかばあきらめて道場へ。そしたら、当日受付含めてキャンセル待ち全員が参加できた。(当日キャンセルがそんなに多かったのか?)


およそ合計32名で、4名×8リーグに分かれて、リーグの1位が決勝トーナメントに進出できる。
駒落ち制なので、一応みんなにチャンスはある。一応。


長男は、○○●。次男は○○○で兄弟そろって決勝T(ベスト8)進出!
よしはるさんのところのたいくんも別のグループで1位決勝進出かと思ったが、同率で抽選負け?のようで惜しくも進出ならず。残念。
決勝Tの8人は道場でよく見る強豪がそろった。うちの兄弟を除いては(笑)


さぁ決勝T1回戦。
長男はなんと強豪小3Mくん(三段)。角落ち。
次男はなんとS兄弟の兄(四段:小学生名人戦・東京都代表)。四枚落ち。
兄弟並んで対局。なんとも豪華な観戦で父うれし。


結果。
長男は角落ち。角落ちはほとんど経験がないこともあってか、どうも力を出し切れず、負け。
次男は四枚落ち。プロ棋士に何度も指導を受けている手合い。
なんと、いつもの四枚落ち定跡(棒銀+垂れ歩)系で飛車先突破してしまい、その後もあまり間違えずに大優勢。3手詰めの局面もあったが、6級らしさを発揮して負け。勝ちきるというのは難しい。
負けた次男は涙目になっていた。よくがんばったぞと抱きしめたかったが、涙目の次男は席を離れどこかに消えてしまった。いつの時代も男の子はそんなもんだ。


途中こんなこともあった。
対局はすべてチェスクロック使用。次男が指した後よそ見をしているうちに相手に指され、それに気つかずに自分のボタンの押し忘れだと勘違いしてボタンを押してしまい、しばし中断。これは反則で厳密にはここで終了かもしれないが、S君は続行してくれた。次男の優勢局面にもかかわらず。。


大会の結果は、こちらに載っていた。
http://blog.goo.ne.jp/renmei-dojo/d/20100807
えっMくん、Sくんに勝ったの!?平手だろう。おそろしい三年生だ。


P.S.
同じ土曜日に倉敷市で小学生倉敷王将戦全国大会が開かれていた。
過日の東京都大会で長男は2年生強豪たっくんに負けて敗退したのだが、そのたっくんがなんと全国大会で低学年準優勝したのだ!2年生にもかかわらず。優勝できず残念ではあるが、決勝までいって本当に嬉しかった。おめでとう!ちなみに優勝したのはこの間の将棋合宿にも参加していた埼玉のKくん。おめでとう!おそらく将棋世界10月号あたりに記事・棋譜が載ることだろう。(2008年、2009年はそうだった。)
ちなみに、そのたっくんと東京都代表決定戦を戦い惜しくも敗れたのが上記のMくん(三段)なのだ。このMくん、全国大会に行ったら優勝候補の一人だったことだろう。そんなMくんやたっくんたちと身近で対局できるなんてよく考えたら恵まれているなぁと思った。


【大会メモ】道場・子供将棋大会(2010年)
・クラス分けなし。小学生。駒落ち
チェスクロック。20分切れ負け。
・参加者約32名前後。
・抽選で4人×8リーグ。リーグ1位が決勝T(ベスト8)
・付近で保護者も観戦可能。
・リーグ表、勝敗状況、トーナメント状況を担当者がパソコンに入力し、その内容が別モニタに映し出される。みんながそれを見られるようになっていて盛り上がっていた。