2010年 江東区こども将棋大会

日曜日、こぞって小学生の強豪たちがマグロハンターと化している頃。
うちの兄弟は地元ローカルの江東区こども将棋大会に出撃した。
今回で第3回を数え、年々参加者は増えている印象がある。おそらく200名以上。


【長男】


1年生のとき、学年別クラス(1年生)で優勝。(大会での自身初優勝)
2年生のとき、学年別クラスは卒業してBクラス(3級以下?)で準優勝。
3年生の今回、最上位・Aクラス(2級以上)にエントリーした。


エントリーから上位16名がAクラスとなる。中学生も混じる。
チャレンジの意味合いが強いが、駒落ち有なのでチャンスはある。


スイス式。4回対局。10分-30秒。駒落ち有→例 2段差:角落。3段差:飛落。
(※以下の段位は申請段位)


 1回戦:初段・高学年。平手○
 2回戦:二段・6年生。平手●
 3回戦:二段・中学生くん。平手○
 4回戦:四段・中3Hくん。飛車落ち○。


終結果3−1。このクラスでは上出来。


 ハイライトは最終局の四段・中3・Hくんとの対局。Hくんは本大会2連覇中。
 中学生名人戦でも全国大会ベスト8まで勝ち進んでいる。実はこの強いHくん
 との対局を大会前から期待していた。長男が早くも1敗した時点であきらめたが、
 Hくんも1敗してしまい、雲の上の先輩との対局が実現。


 対局の方は上手飛車落ちに対し右四間。長男の寄せHくんの受けという展開が
 かなり長く続いたようだったが、最後はなんとか寄せきれたようだ。
 駒落ちだけど大金星だと思う。長男もいい表情をしていた。
 A級は、みな深川棋遊会出身なのか、わきあいあいとして仲間同士のよう。
 しかし、長男は先輩ばかりの中で話せる仲間もいなかった。それがかえって
 緊張感を保てて良かったのかもしれない。


表彰式。良くて3位かなと思ったが、準優勝。驚いたね。
専門的にはSOSOS(*1)が高かったらしい。なんのこっちゃ。
ちなみに、優勝はときん合宿にも来ていた5年生・H川くん。おめでとう!


【次男】


学年別クラス(1年生クラス)にエントリー。
私が知っている強い1年生は幼稚園同じだった、ブログにも何回か登場したHくん。
伝説の観戦記者・大御所H先生の自宅教室に通っている。


次男はやはりHくんとあたってしまい。案の定、長時間の大熱戦になった。
ものすごく遠くで眺めていたが、なんとか勝った模様で、その後も、
次々と全勝対決を制し、最終的に13勝0敗で学年別(1年生)で優勝
やったー!


そして準優勝はHくん!おめでとう。今度は江東将棋センターで会おう!
2年生では、先日コメントをいただいたアーサーさんの息子さんが見事優勝!
おめでとうございます!江東将棋センターで待ってます。
(※2011/3/20をもって江東将棋センター(KSC)は閉店となりました。)




次男は、表彰式までの間、まわりに自慢しまくって会場内をはしゃぎ回っていた。
そんな次男のはしゃぎぶりは閉会式も止まらず、小倉先生の閉会の挨拶では、
「優勝したみなさん、」のあと、
間髪入れず「ハイ!」と最前列で一人元気よく手を挙げる次男。
小倉先生はただ「優勝したみなさん、本当におめでとうございます。」
と言いたかっただけなのに、、返事しなくていいのだよ。。トホホ。
(早く手を下げろ!の親の念力は通じず。。(苦笑))


ま、次男がんばって練習してきたんだし、負けて泣いたことも数え切れない。
一度くらいこんな手放しで大喜びの日があってもいいかと思った。
対局姿勢もなかなか良かった。よくがんばりました。




*1 SOSOS … Sum of Opponents SOS(*2) … 対局相手のSOS合計
*2 SOS … Sum of Opponents' Scores … 対局相手の勝数合計