塚田詰将棋代表作



2010年9月頃。なんくる師匠から出題された19手詰の詰将棋をきっかけに、
塚田正夫名誉十段の詰将棋に興味を持ち「塚田詰将棋代表作」(古本)を購入。
しかし、私がなんくる師匠の初級詰将棋講座を日々受講することになったため、
代わりに長男が「塚田詰将棋代表作」の詰将棋を解き始めることになった。


長男は、10月下旬からコツコツと朝晩・移動の電車で少しずつ解いていったが、
ついに、12月末に200問目の最後の1問を解いて全問完了(※)
5手から始まるが最後は49手もある。私には想像ができない。たいしたもんだ。
(私もその間に、なんくる師匠の詰将棋初級講座を150問、解いたぞ、えっへん。)


2ヶ月間長男が携えたこの本は、さすがに汚れ、くたびれて、手元に帰ってきたが、
とてもいい味が出ていて、塚田先生もきっと喜んでいるに違いない。


本ブログのネタ探しにと、ふとこの本の巻末の年譜をパラパラとめくると、、
なんと、ちょうど解き終わった12月30日は塚田先生の命日だった。
長男、苦戦した最後の1問は塚田先生にヒントもらったのかもしれない(笑)


この「塚田詰将棋代表作」は思い出の一冊となった。
改めて詰将棋の楽しさを教えてくれた なんくる師匠と塚田先生には感謝・感謝である。




(※)番外の2問(100手前後)は長手数のため含まず。