2011年 小学館・全国小学生将棋大会

日曜日。小学館・全国小学生将棋大会。


この大会は、学年別に優勝者が決まる。
また学年別1位・2位はさらにグランドチャンピオントーナメントを戦い、
その1位・2位(6年生を除く)は小学生名人戦の東日本大会の招待枠をゲットできる。


長男の今までの小学館大会成績は、
小1、小2ともに決勝Tの1回戦でプリンセス・Hちゃん(埼玉)に負け。。。
小3の今回もいやな予感がしたが、Hちゃんとは決勝どころか同じ予選ブロック!
しかも、同じブロックには岐阜県倉敷代表の強豪Oくんも!これは死のブロックだ。


【予選】


 予選ブロックは、2勝進出。2敗失格。
 1回戦目はOくん。イケメンで面構えがめっぽう強そう。ほどなくして負け。
 2回戦目はなんとか勝ち。この子も強かったそうだ。
 これで1ー1。すると、、
 3戦目は再度Oくん。(HちゃんがOくんに勝って1位通過。さすがプリンセス)
 うーー。早くも正念場。
 これまでの2局はかなり遠くから眺めていただけだったのだが、ショウパパから
 「(長男の)対局見ないの?」と言われ、最後?くらい見届けようと近くに寄った。
 すると局面は相当悪そう。『悪い局面を観戦しても本人も私もつらいだけだ・・』
 と普段の千駄ヶ谷道場のそれと同じような気持ちでその場を去ろうとしたが、、、
 一度負けている格上相手でかつ悪い局面でも諦めずに立ち向かっている長男を見て、
 一度来たからにはひどくても目をそらさずに父親として息子の頑張りを見届けよう
 と思い直して、じっと見続けることにした。
 我慢・我慢を続けながら、悪いながらも決定機をあたえずに少しずつ差がつまり、
 ついには勝負形に。最後は自信ある手つきで相手玉を詰ますことができたようだ。
 これで決勝T進出。


【決勝トーナメント】


 1回戦は、大阪府倉敷代表Mくん。前評判で相当強い子が来ると聞いていたが、
 当たってしまった。遠目で詳細不明だが、対穴熊に2枚飛車から勝利!


 2回戦は、愛知県倉敷代表Kくん。予選からここまで低学年県代表クラスばかりだ。
 詳細不明だが、最後は詰まされて負け。長男はここで力尽きた。ベスト4ならず。
 ベスト4に進出していたあっくんとの対局が実現しなかったのは残念だった。


   あっくんはJTグラチャン優勝者Mくんに勝利し、ベスト4に進出していた。
   (あっくんは小学館小1時のチャンプ。Mくんは小学館小2時のチャンプ。)
   あっくんはJT東京大会にて不覚にも(笑)うちの長男に敗れJT優勝できず
   そうとうに悔しそうなところを目撃している。その分、そのJTの、しかも
   グラチャンの優勝者に勝利できたということは不思議なめぐりあわせで、かつ
   私自身とても嬉しかった。


 3年生の決勝戦は、反対側の山で勝ち進んだ倉敷全国覇者のノブくん(埼玉)と、
 準決勝であっくんに勝利した愛知県倉敷代表Kくんの対決。その結果学年優勝は、
 見事にノブくん!ちなみに3位にはプリンセス・Hちゃんが入った。埼玉強しだ。
 そのノブくんは、グラチャントーナメントも勝ち進み、総合3位になり、
 小学生名人戦の東日本大会の招待枠も手に入れた。さすがだ、本当におめでとう。


ということで長男は、今年ベスト8!
小1小2がベスト16止まりだったから、今年は1ステップ上に登れた。
何より、強い相手とたくさん真剣勝負ができて充実した1日だったと思う。
よくがんばりました。


P.S.
 次男は2連敗で予選落ちでした。小1・5級なら予選落ちしないと思ったけど、、
 年々レベルがあがっているのかなぁ。来年は抽選もれるかも(笑)


【大会メモ】2011年・小学館
チェスクロックなしだが、進行が遅い対局には時計が入る。
・会場がせまく、観戦は通路と交差しており観戦しにくい。
・1学年32人。2勝進出。2敗失格。決勝トーナメントは16名。
・午前中に学年優勝まで決めてしまい。午後にグラチャントーナメント。
・食事場所はあまりない。近くだと会場ビルむかいのロイホくらい。