プロ棋士との指導対局 「強さ」

プロ棋士はどのくらい強いのだろうか?


私(1級)は、プロ棋士の先生に二枚落ち(飛角抜き)で勝つこともあるが、指導対局だからゆるめていただいているのだろう。


日本将棋連盟には研修会という育成機関があり、そこでは研修生同士の対局の他にプロ棋士との対局駒落ち)も行われる。
研修会でのプロ棋士との対局は、どうも真剣勝負のようだ。最近の本にも載っていた。

「そろそろ将棋の厳しさも教えよう」という場所が研修会です。子どもスクールの指導では、先生が手をゆるめてよいところで指してくれます。しかし、研修会での先生は真剣勝負です。
(将棋のチカラ・著 阿久津主税

研修会は「一番下のFクラスでも、アマチュア二段の実力がある」そうだ。
その研修会の勝敗表を見てみると・・・


研修会Fクラスの勝敗表
アマ二段くらいの人もプロ棋士との四枚落ち(飛角香香落ち)でなかなか勝てていない。


研修会Eクラスの勝敗表
アマ三段くらいの人もプロ棋士との二枚落ち(飛角落ち)でなかなか勝てていない。


アマ三段あっても二枚落ちでなかなか勝てないなんて・・・つ・・強い。。


それでも研修会はプロ棋士にとって「公式戦」ではない。
そう考えると、、、やはりプロ棋士は果てしなく強いんですね。。