次男と三茶 1

夏休みが終わる頃、
次男がしきりに「三茶(三軒茶屋将棋倶楽部)に行きたい」と言うようになった。
お兄ちゃんだけが通っているところは弟は気になるのだろう。
栄光ゼミ杯があった日の帰りに、一緒に三茶に行った。


実は過去に一度、次男を三茶に行かせた事があるのだが、
静かにできず、定期的に通うのは無理だろうと断念した。
だから、今回親としては息子の「再面接」の気分だった。
最近少し落ち着いてきた次男。果たして合格するのだろうか?


三茶に到着。いよいよ席主・宮田先生の指導対局なのだが、、
先生はどうも連盟で走り回る次男を見かけたことがあるらしく、
対局前で既にかなりのポイントダウンであった。。トホホ。


ともあれ宮田先生の指導対局(という名の面接?)が始まった。
私は様子を見ていたが、次男は、指さないときに盤上に手を出したり、
指し手が決まってないのに駒や持駒を触ったりして、
さっそく先生に注意されていた。もちろん、いつもの口調で厳しく。


長男が1年以上も三茶に通っているのだから、
親として「もっと次男をしつけてから来れば・・」と一瞬後悔したが、
「こうやって叱られるところから三茶は始まるのか・・」と思い直した。


<つづく>