第4回朝日杯オープン戦の観戦

土曜日。表題の観戦にと、有楽町マリオンへ。


第3回朝日杯オープン戦の準決勝・決勝戦
我が家は3年連続3回目の出場である。(あ、参加ですね。はい。)
普段、大盤解説を見に行かない私たち家族にとっては、年に一度の観戦イベント。
対局が2時間で決着がつく点が、私レベルの級位者かつ子連れにはちょうどよい。
年々競争率が高くなっているが、今年も当たったラッキー(今年は2.5倍とのこと)


居飛車祭り】


さて、準決勝は2局とも「矢倉」決勝は「角換わり」。。相居飛車祭り。
中飛車好きの我が家にとっては、普段であればがっかりの戦型のはずなのだが、
ちょうど最近、長男が居飛車、矢倉を勉強し始めて、つい昨日も木村先生連載の
「これで矢倉が指せる(将棋世界)」の急戦の章をちょうど勉強していたところ。
不思議なめぐりあわせでうれしい戦型だった。


 (そういえばこの「これで矢倉が指せる」は、連載3年目27回を数えるが、
  『これで』といいながら、2年たっても連載が終わらないのだから、矢倉が
  指せるようになるってどんだけ大変なんだよ。と連載を見るたびに思っちゃう。)




大盤解説の楽しさ】


大盤解説がたまらなく面白い。
毎年の木村先生の解説が抱腹絶倒なのだが今年は対局者。しかし今年も面白かった。
「木村先生が夕飯食わずにハンカチ食っている」という行方先生のネタもうけたが、
なんと言っても、渡辺竜王!これまた、解説が面白い。棋譜再生操作係の門倉さん
奨励会員)もいじったり、自身の大逆転負けを解説にうまく盛り込んだりと。。


渡辺竜王は、トークが面白いだけじゃなくて、熱戦の中、指し手がバンバンあたって、
会場のテンションが全体的にあがりにあがり、本当なら少し解説したら退場なのに、
ほとんど最後まで解説してくださった。




【うれしい木村先生の優勝】


優勝は、木村一基八段。おめでとうございます!!
加瀬教室で何度か教えて頂いたことのある先生で、本当に嬉しい。
(記事→asahi.com(朝日新聞社):木村八段、羽生名人破り優勝)
将棋の内容も木村先生らしさがすごく出て木村ファンにはたまらない勝利だった。
謝辞スピーチによると「今回のこの勝利で今期は指し分け」だそうで、びっくり。
今までになく調子の悪いシーズンだったようだが、この優勝は励みになると
おっしゃっていた。熾烈なA級順位戦の最終局、ますます応援しなくちゃ!


表彰式。それにしても、会場みんなの祝福の拍手、なかなか止まらなかった。。
みんな木村先生のこと好きなんだなぁ。また加瀬教室行って教えてもらおっと。


以上