第4回ときんの会親子将棋合宿 <手は膝の下>

ときん合宿でのこと。
今まで、落ち着きがないのが次男のトレードマークだったが、
今回の次男は随分と集中して指していたようだ。
しかし、なぜか常に両手を 膝の下に挟む 次男。。。
単に寒いからではなく、それには理由(わけ)があった。


 三茶教室でのこと。
 考慮中は手を机の上に出さないように(膝の上に)!
 と宮田先生からよく指導されていた。
 だが、次男はそれをなかなか守れずにいた。
 ついつい次男は、机の上に手が出てしまう。
 そこで次男なりに考え出したのが、
 「膝の下に手を挟む」戦法だったのである。


次男は、その「膝の下に手を挟む」戦法を大会でもずっと守った。
三茶以外の場所でも守っていたというのが父親としては嬉しい。
次男にはこんな健気な一面もある。(たまには褒めないとね。)


P.S.
 膝の下に手を挟む・・そう言えば、あれは私が小学生のとき。
 田舎の寒い寒い教室にはでかいストーブが前の方にあるだけ、
 席が後ろの方だった私は寒くて寒くて、しもやけだらけ手を
 同じ用に、こう膝の下に挟んで、寒さを凌いでたっけなぁ。
 と、そんなことも思い出した。